中国は朝ごはんを外で食べる習慣があります。朝、市場や路上で朝食を販売しているお店は少なくありません。上海に来たら絶対に食べて欲しいおすすめの朝食をご紹介します!
1、煎饼(ジエンビン)


鉄板の上に米粉、小麦粉等を水でといた生地を薄く伸ばして、溶き卵を落として、クレープ状にして、具をのせて挟むまさに中国版クレープといった感じの食べ物。クレープの表面に味噌だれをぬって、具材を挟みます。具材はソーセージ、ベーコン、脆饼(サクサクの薄いクラッカー)、土豆丝(ジャガイモの細切り炒め)などから選べます。お好みで香菜や辛子味噌をトッピングできます。
お勧めはシンプルに脆饼を挟んだもの。サクサク食感が癖になります!
2、糍饭糕(チーファンガオー)


長方形状の糯米を油で揚げたもので上海人の朝ごはんの定番。揚げたてがおすすめで、外はカリカリで中はモチモチしている。
3、烧卖(シャオマイ)

上海にきてびっくりしたことの一つがこの烧卖(シャオマイ)。日本語でいうところのシュウマイです。私は横浜出身なので、シュウマイと言えば崎陽軒で、お肉や具材を混ぜた餡を皮で包み蒸しあげたものですよね。しかし上海のシュウマイは糯米を皮で包んでいます。皮は日本のシュウマイの皮より厚く、大きさも一回り大きいです。味付けされた糯米がとてもおいしいです。日本人にとっては新感覚の烧卖(シャオマイ)。是非、食べてみてください。
4、豆腐花(ドウフホアー)

豆腐脳とも言うようですが、上海では豆腐花というのが一般的。絹ごし豆腐より柔らかいゼリーのような豆腐に薄口のしょうゆとごま油をかけて、ネギや海苔をトッピングしたもの。さっぱりした味わいなので、油の多い中華料理で胃がつかれた人におすすめ。中国南方では甘味をつけて、デザートにしている。
5、手抓饼(ショウジュワービン)
名前の通り手でちぎって食べる焼いたナンのような食べ物。1、の煎饼と少し似ていますが、手抓饼の方が生地が厚い。また生地自体にネギ風味になっていたり味付けされてたり、そのまま食べてもおいしいが、上海の屋台ではトッピングに卵や野菜、ハムなどを載せて、マヨネーズやケチャップ、甜面醬などで味付けしてクレープのように巻いて食べる。最近は冷凍食品も販売していて、フライパンに油を引かずそのまま焼いて、表面がカリカリになったら出来上がり。
日本のamazonでも販売しているので、是非日本の家庭でも中国の朝食を味わってください。
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いかがでしたか?中国にはまだまだたくさんの朝食メニューがあります。ホテルの朝食もよいですが、滞在中にお時間があれば現地の人たちに紛れてこんで、中国ならではの朝食を味わってみてください。