上海地下鉄の基本情報
地下鉄駅が路上付近にある場合、街中で感覚を空けて地下鉄まで導く案内標識が立っています。
ですので、その標識を発見してから駅到着まではその標識だけで割とスムーズにたどり着くことができます。
地下鉄駅の出入り口には、~号線/~駅名/~号口が書かれた標識がついていて、街中でもとても分かりやすいです。
また、下の路線図を見て分かるように、地下鉄の番号によって色分けされています。

※2020年6月 現在
地下鉄の乗り方
1.切符を買う
駅階段を下り、改札階にある【售票处】にある、券売機で切符を買います。
それでは早速、購入しましょう。
券売機では中国語/英語の変換ができます。(日本語はありません)
まずは一番下の最終目的地までの路線(~号線)を選択し、最終目的駅を選択します。
※乗り換えの場合は乗り換える電車の路線と最終到着駅を選択します。
今、私がいる駅は2号線の娄山关路駅。これから陕西南路駅へ行くために1号線を選択し、駅名を選びます。
到着先の駅名を選択すると、交通費と下にはその券売機で使用可能の硬貨・紙幣額が画面に表示されます。
また、同画面の右側の青いボタンは切符枚数を選ぶことができます。
娄山关路駅から陕西南路駅までは4元だそうなので、
今日私は電子マネーで払います。
※中国では、微信アプリ/支付宝アプリでの電子マネー支払いがほとんど主流になっていて、切符も電子マネーで支払いが出来るようになっています。
お金を支払うと、下からおつりと【单程票】(切符)が出てきます。※切符の色は様々ですが、特に違いはありません。
切符とおつりを持ったら、改札口へ。
2.手荷物検査を受ける
【进站检票】が、改札口入り口になります。
この駅ではコロナ対策で自動体温測定が置かれていますね。
ここで手荷物検査をします。
この方のように荷物をレールに乗せ、スキャン検査します。
刃物や引火しやすい物は持ち込み禁止です。
検査は空港に比べるとそこまで厳しくなく、小さいポシェットほどなら鞄を開け、中身を係員の目視だけで通過できるときも。
3.改札を通る
【IC】と書かれている箇所に切符をタッチして、改札を通ります。
自分が買った切符に入っている料金が画面で確認ができます。
4.電車に乗る
ホームへ降りると、大きく駅名/線路図が書かれています。
電車の進行方向は、次の駅名文字が濃くなっていたり、
路線図には色がついているので、一目で分かる事ができます。
大体約3分~5分毎の感覚で次の電車が到着します。
あ、ちょうど来たようです。
線路への落下防止と安全のため、この様にガラス扉の柵が2重に設置されています。
また、電車内では中国語と英語のアナウンスが流れます。
駅によって開く扉が左右違うこともありますので、中国語の聞き取りが難しい方は自分の目的駅名を英語で覚えておいた方がいいと思います。
5.乗り換え方法
日本と同じく、乗り換えの駅に着いたら降りて別の路線ホームへ行くだけです。
路線によっては移動距離が長かったりしますので、余裕をもって乗るようにしましょう。
今日は人民広場駅で降りて、1号線へ乗り換えに向かいます。
案内板があるので、とても分かりやすいです。
1号線ホームに着きました。
先ほどの様に、進行方向の停車駅を確認して乗車します。
車内にも停車駅が確認できます。
電車によると、モニターで表示されていたりします。
6.電車を降りる
駅に到着したら、案内板に従って改札口に向かいます。
私の目的駅の陕西南路駅は、10号線と12号線に乗り換えができるので、
その案内板も出てますね。
地下鉄の路線によっては出口がいくつもあるので、
目的地に近い出口(出口番号)の改札を使いましょう。
お疲れ様でした。
無事に陕西南路駅に到着することができました。
初めにお伝えしましたが、駅の出入口外観はこの様にハッキリと分かりやすく、
街中では地下鉄駅までの案内板が立っています。
メモ:電子マネーチャージ機など
チャージ式ICカード(交通カード)があり、何年か前には地下鉄構内にある交通カードチャージ受付所にて「現金」でチャージしていましたが、今では電子マネーでのチャージも可能となり、券売機と一緒に並んでいます。
サービスセンターでは、
構内の案内から切符やカードトラブル等に対応してくれます。
交通カード(チャージ式)
表と裏です。裏には船やタクシーのマークなど描いてありますね。
地下鉄だけでなく、その他の交通機関にも利用可能となっています。
上海の地下鉄の乗り方をご紹介させて頂きました。
いかがでしたでしょうか?
上海ではどんどん路線が増えていくみたいですので、何もない休日には新車両に乗って気分転換‥なんていう趣味の一つにも良いかも知れませんよ。