西安への旅 ~お勧め観光地~②

2009.02.20

西安観光のメインともいうべき兵馬俑博物館。
市内から高速道路を約1時間も走れば到着です。入場門でチケットを購入、日本語ガイドさんが必要なら、入り口付近で「ガイド要りませんか?」と声を掛けてもらえます。

ゴルフ場のような広大な整備された芝生や木々を通り抜けると・・・体育館のような建物に覆われた一号抗があります。(ゴルフ場にあるカートもあるので、お金を払えば入り口まで連れて行ってもらえますが、歩いても10~15分程)
中に入ると内のほうがなぜか冷え冷えして寒いです・・(2月)

6,000体もの陶器の兵隊の列。
1974年、りんご畑用の井戸を掘った地元の農民に偶然発見された。
その最初の発見場所がここ。という印を立てた看板があります。この広い土地で、掘り当てたお爺さん、一躍有名人ですね。
発見当初、その功績に政府から支払われたのが20元だか30元だったとか。(日本円で約300円~500円)
この一大観光地が出来上がる立役者へのご褒美としてはあまりにも・・・ですが、当時30数年前ではそれなりのお金だったのでしょう。きっと年収の何分の一という
レベルだったと想像します。




そもそも中国は記録好きの国、始皇帝の陵墓に関してもいくらかの記述があるけれど、この兵馬俑は一切記録がなかったため、中国国内でも大きな驚きを持って受け留められました。
忘れ去られたのか、それとも書き留めるほどの価値がなかったのか。
でも目の前にある2000年以上の年月を超えて迫ってくる古代人のエネルギーにはただ圧倒されます。
順路に従って三号抗へ。ここは軍団を指揮する幕僚部を再現しているとも言われており、小規模。中も暗くって写真に写らなかった。

そして二号抗へ。一号抗が軍団の主力部隊を意味する右軍、二号抗は騎馬・戦車隊などの
機動部隊で右軍をサポートする左軍とされています。有名な俑がいくつか展示されていて、その細部の
リアルさにびっくり。靴の裏の滑り止めも再現、しかも土踏まずとつま先の目の細かさの違いまで作りこまれているのには驚きです。
本当に2000年以上も前のもの?と疑ってしまうほどです!
まさに世界最大のジグソーパズルと言うべきでしょうか・・・。その完成まではまだまだ時間がかかりそうです。





別棟の博物館エリアには有名な銅車馬が。これは始皇帝が巡幸に使っていた馬車を忠実に2分の一サイズで再現されたもの。「史記」の記述ともぴったり。御者だけしかいないのは乗客が始皇帝の魂だから、ということ?

博物館を後にすると、お土産店が立ち並ぶ道を通り抜けて駐車場へと向かいます。
運転手さんはベテランで気さくな西安の人、出口付近で待ってくれているので、その足で昼食場所へと案内してくれます。

タイムトリップした気分を満喫できる旅、兵馬俑や城壁など、見所沢山の西安は中国旅行でもお勧めです。