楊貴妃の愛する茘枝(レイシ)

2006.01.01

 ~楊貴妃の愛する茘枝(レイシ)~

中国唐代の皇妃の楊貴妃ようきひ)「楊玉環」は、四川省の家に生まれ成長するにつれ、そのたぐい希なる美しさは周囲に知れ渡り、今から約1300年前(719年)17才で時の皇帝玄宗の第18皇子寿王瑁(じゅおうぼう)の妃となりました。 世界三大美女の1人としても、また、中国4大美人の1人としても有名な楊貴妃。 貴妃が流し目で微笑むと例えようのない艶かしさが漂ったほどの美しさで人々を魅了。この美しい楊貴妃が好んで食べた果物が、茘枝(ライチ)です。 上品な甘さと酸っぱさに加え、魅惑的な芳醇さで「果実の女王」とも呼ばれた茘枝(ライチ)を、当時の皇帝は楊貴妃の為に華南から都がある長安まで数千里の道のりを8日8晩かけて騎馬でライチを運ばせたという有名な話があるほどです。 この楊貴妃が愛した茘枝(ライチ)、福建省から広東省の中国南部が原産地 5月~7月に掛けて熟し、市場に出回ります。 表面は赤くうろこ状で果皮をむくと白色半透明で多汁の果肉が詰まり、芳醇な香りが漂う。また、ビタミンCを多く含んでいるので、美容や風邪などに対する免疫力を高める効果があります。甘くて美味しいライチは、表面の皮が新鮮な物ほどトゲが鋭いのです。
       大きさも様々で、中国南部の広東省、深せんには大きな多汁の果肉が詰まったライチが多く有名です。空港にも時季によって売っていますが、勿論、お値段も高級。  しかし、高価な分、甘味も果肉も女王と呼ばれる風格さえ感じます。中国では、ライチを食べ過ぎると体の中を熱くする、のぼせると言われるので食べすぎにも気をつけなければなりません。ライチ・氷砂糖・ホワイトリカーで、ライチ酒も美味しいでしょうね。